どっちがいいんでしょうかね。

これは私も大人になって母から聞いたのですが、当時の親達は今の親とは随分と違うぶっ飛んだ思想がありました。

今の親ははしかや水疱瘡、おたふくなどかからないようにしていますよね。というか、それが当たり前なので、何を訳の分からないことを言ってるのだろうと思われるはずです。

実は私の母親も含めて当時の親はわざとはしかや水疱瘡、おたふくなどの病気が広まったらそこに子供を連れて行き感染者と接触させて病気になるように仕向けていたそうです。大人になってこれらの病気にかかったら生死にかかわりますが、子供のうちなら高熱や一時的に重篤な状態に陥っても大人になってこの病気で死ぬリスクが減るから今のうちに罹患させてしまえというのです。

まあ、母の場合は姉が20歳の時にはしかにかかって死んでますし、父も従兄が高校卒業して直ぐに水疱瘡で死んでいるみたいなのです。だから両親はともに昭和20〜30年代の間に身近な親戚でこんな経験をしているから当時のイメージが強烈で、わざわざ病気の子供のところに病気じゃない子供を見舞いに行かせてまでして罹患させるという馬鹿をやらかしていたのかもしれません。

ちなみに私ははしかと水疱瘡はおわってるのですが、おたふくはまだなんです。おたふくとリンゴ病を錯覚した母がリンゴ病のクラスメイトのところへわざわざ私を見舞いに行かせて見事に感染。

感染して喜んでたら実はおたふくとは全く関係ないリンゴ病でしたと言う強烈なオチでした。しかもこれが相当にたちが悪く半月くらい熱が下がらないで苦しみ抜いた記憶があります。

多分、この時だったんじゃないでしょうか。

わざと病気にかけさせるのはもう辞めてと母に言ったような記憶があります。だからおたふくだけはかかることが出来なかったのです。

兄嫁が大人になってからはしかにかかっています。

あるとき甥っ子がはしかにかかり、これを看病していて兄嫁も罹患したのですが、熱が40度を超えてしまいました。たまたま近所の人が訪問してくれたので助かりました。甥っ子は1週間もしないうちに回復したのに、兄嫁は当時まだ30代だったのですが、回復するまで1か月くらいかかってしまったことがありました。その間、まだ東京に住んでいたうちの両親や、兄嫁の両親などが甥っ子たちや兄嫁の看病をしてやったそうです。兄は間が悪い事にこの時海外の長期出張中だったためにどうする事も出来ません。兄嫁は決して病弱なタイプではなくそれどころかかなり丈夫な体をしていた人だったので、大人になってはしかや水疱瘡、おたふくにかかるとほんとシャレにならんのだなあというのは実感しました。

実際どっちがいいんでしょうかね。

わざとかからせるのがいいのか

守り切ってかからせないようにするのがいいのか。