共同の空間なのでね…

書斎の中とか、マイスペースの中に収まる範囲で、ガンプラを貯め込もうとフィギュアを貯め込もうと、それは自由だと思います。

ただ、このうちの場合は夫の趣味の手付かずのガンプラが住まいを圧迫して、何かしらの不都合が出てて、それに妻と娘が困ってるわけでしょ。それなら、それは家族会議案件です。

「夫が死んだらただのゴミ」という言葉には、非常に強いメッセージ性と憤りや敵意のようなマイナスエネルギーを感じました。

「死」「ゴミ」などという強い言葉を使う辺り、かなり拗らせてしまっている。発端は、単に夫の私物が物理的に邪魔という困り事に過ぎなかった物が長い月日を経て夫への憤りとなり、ガンプラを夫の代理(もしくは一部)として思いっきり向けていると思います。

この夫は、己の道楽で溜め込んだブツにより家族を長期間困らせたり不都合な思いをさせたりしている現実に対してどう思ってるのかしらね。

彼女たちが初っ端、どういう言葉で言い出したのか記事にはありませんが、例えば

「ねぇ、貴方のプラモデルが沢山あるから収納スペースが狭くて困ってるの。あれ何年も前からあのままでしょ、何とか片付けて欲しいの」

と訴えられたとして、その訴えに対して果たして誠実に向き合ったのか疑問です。

「ああそうか、不便をかけていたんだね、でもあれは僕にとって大事なものなんだ。だからすぐに全部処分してしまうのは辛いなぁ」

「クローゼットの中の一角をを貴方の趣味の収納スペースにするから、その範囲内で何とかお願いできないかしら。あの子達も大人になって何かと物入りなのよ、年末の大掃除の時にみんなで家の中を整理して綺麗にしましょ」

なーんてお互いの価値観や事情を理解し合う会話が繰り広げられていたら、おそらく妻からそんな攻撃的な言葉は出てこない。

何年も「いつか作るから〜」なんて妻や子の訴えにノラリクラリと逃げたりはぐらかしたりして、「困ってるから何とかして!と何回も何回も言ってるのに、あの人は何も聞かないし何もしようとしない!」という鬱憤を妻側が溜め込むと、ああいう攻撃的な言葉が出てくるんじゃないかな…。

苦笑いして「僕が死ぬまで待ってよ〜ぅ」なんてヘラヘラしている彼が、きちんと家族の不満と向き合ったか…私の目にはどうしてもそのようには見えません。で、最終的に「好きにして」と来た。

逃げたね。

マンションにしろ戸建てにしろ、自分1人の為の空間じゃないんだよ。夫・妻・子供達、異なる人格や事情を持つ人間が数名集まって暮らしてるんだからさ、「俺の宝物なんだ!」という思いを一方的に主張する・家族の言い分や事情を鑑みない、ような姿勢は、本当に相手は困るしイライラするし、一緒に住んでて辛さしかない。

冷静に考えれば未開封のガンプラ、捨てるよりも売却した方がメリットがある。でも何故妻も子供達も「ただのゴミを捨てる」という行為に走るのか。ま、推測だけど、もはや物理的に目の前から無くせば済む問題から悪い方向に進化して「捨てる」という行為に大きな意味を持つレベルになってしまっているからだと思うのね。

ま、このご家族のそれぞれの人となりは厳密には分からないし、旦那さんが奥さんを「そう」変えたのか、元々そういう人なのか、奥さんが旦那さんを「そう」変えたのか、記事には断片しか書かれてないから分からないけど、私なりに分析してみました。

でも、そうなる前の過程はあるはずなんだよね。

あ、勿論夫の私物を勝手に破棄する行為はNGだと思います。これは夫婦間・親子間、どんな間柄でも実行してはいけない。

価値観が違って当たり前。でもその価値観を絶対視して譲らない、誰かが困ってたって知るもんかアーアー聞こえなーい、であれば家族という小さな単位は勿論、学校や職場でも自分含めて皆が生きづらくなってしまう。

冷静に感情論抜きにして、「◯◯に(私は)困っています、こうしてくれると(私は)助かります」というアイメッセージで話し合いをしよう。それから相手の言葉を傾聴しよう。(自戒)

「お前ガー」「あんたガー」では不毛な喧嘩になるだけだね。

あれ、論点ずれた(笑)?

■「死んだらただのゴミ」妻子にプラモデルを捨てられた男性 「かわいそう」と同情の声

(しらべぇ - 07月04日 05:32)