無256

 朱い唇から落とした

 卑猥な爆弾にお手上げかしら

 男の嘘を酒の肴にするわ

 すぐに付け上がる

 面白くもないわ

 恋心になる前のもどかしさ

 ひとつも解らないなら

 もっと優しいお姉さんに

 教わってから来てくれる?

 いちいち、めんどくさいのよ

 楽しみながら

 一途(コイ)をしたいのよ

 男は世の中腐るほどいても

 胸に花火が上がる

 男がいないのよ

 そう、女だって

 欲情したいのよ

 遊女のように

 乱れ髪が似合う夜が

 欲しいのよ

 揺れた胸に痕をつけたいのよ

 だから、男じゃなく

 雄になりなさい 

 

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