もう1つの子午線超え

スルKAN」対応カード消化7回目の今回3/29(水)は、「スルKAN」対応カードが購入できる最後の近畿行きになってしまいました。早速行程等をご覧ください。

東中野11:33(都営大江戸線)11:58大門12:05(都営浅草線→京急本線→京急羽田線)12:28羽田空港国内線ターミナル13:30(JAL119便)14:40大阪空港14:53(大阪モノレール門真市行き)14:55蛍池15:00(阪急宝塚線梅田行き急行)15:15梅田15:30(阪急神戸線神戸高速東西線新開地行き特急)16:06新開地16:52(神戸高速南北線神戸電鉄有馬線粟生線粟生行き普通)18:00粟生18:16(加古川線加古川行き普通)18:43加古川18:53(山陽線野洲行き新快速)19:02西明石19:20(ひかり482号)22:40東京

※飛行便は5分延着

野洲行き新快速は2分延発、1分延着

〇運賃と料金(乗車日時点)

#乗車券

泉岳寺羽田空港国内線ターミナル:448円

羽田空港→大阪空港:16,490円(クラスJ)

・大阪空港→蛍池:200円

蛍池→新開地:500円

・新開地→粟生:800円

・粟生→吉祥寺:9,830円

・合計:28,718円

特急券

西明石→東京(グリーン車):特急料金5,290円+グリーン料金6,480円=11,770円

・合計:11,770円

#総合計:40,488円

〇乗車車両・機材

東中野→大門:12-137

・大門→羽田空港国内線ターミナル:9113(北総鉄道)

羽田空港→大阪空港:B767-300ER

・大阪空港→蛍池:2215

蛍池→梅田:6115

・梅田→新開地:8103

・新開地→粟生:5007

・粟生→加古川クモハ103-3558

加古川西明石:サハ223-1031

西明石→東京:775-5002(JR西日本)

突然ですが、日本標準時である東経135度の子午線と交差する鉄道は、北から、京都丹後鉄道宮豊線、JR山陰本線、JR加古川線神戸電鉄粟生線、JR山陽新幹線、JR山陽本線山陽電鉄本線の7線だけです。そのうち、「スルKAN」を使って交差できるのは粟生線山陽電鉄の2線です。

しかし、南のラスト2線(山陽本線山陽電鉄)は誰がどう見てもどこで交差するかよくわかりますが、粟生線の場合はよくわかりません。そこで、これで調べてみました→http://japonyol.net/latlng.html

ただ、これは調べた結果がHPアドレスで保存できないので、スクリーンショットを撮ってみました。各々の一番下に記載の「変換」の項目にご注目下さい。東経135度の子午線と同一になるように設定したので、間違いなく交差箇所を割り出せています。

こんな感じで、建物の間を通る時に交差する事になります。

では、今回なぜこういうルートをとることにしたのか、それは粟生線廃線の危機に瀕しているためです。神戸電鉄の公式HPには、「鉄道情報」の項目に「粟生線活性化協議会」というコーナーがあるくらいです。粟生線の歴史や現状など詳細は→https://ja.m.wikipedia.org/wiki/神戸電鉄粟生線

スルKAN」の範囲で廃線が取りざたされているのはこの粟生線が筆頭と言ってもいい状況です。そこで、このルートをとることにしました。

前半は、車両に恵まれた移動でした。大門から羽田までの快特北総鉄道の愛称「C-Flyer」、中間車の片隅がクロスシートになっており、上手くそこに座る事に成功しました。この車両の詳細は→https://ja.m.wikipedia.org/wiki/住宅・都市整備公団9100形電車

そして、梅田から新開地までの阪急の特急は、神戸線に2編成しかない、新開地方2両がクロスシートになっている車両で、初めて日中にこの車両で神戸線を乗り通しました。

しかし、子午線超えを目指す神戸電鉄で、その反動が待っていました。

神戸電鉄は、運転席のすぐ後ろに座席がある車両とない車両が混在しており、車両運用も3両編成と4両編成が別になっているだけでそれぞれの中では特に決まっていないという状況です。そんな状況でやって来たのは、座席がない車両でした。

せっかく子午線を超えるところを写真に納めておこうと思ったのに…1本前に発車した、途中の小野で折り返す電車は座席がある車両だっただけに余計に残念です。

仕方なく、首を後ろに曲げて確認する事にしましたが、姿勢がきついです。それでも、航空写真で確認していたのが効を奏し、

「ここがそうか」

と実感する事はできました。写真に納められなかったので、再訪決定です。

で、廃線が取りざたされている肝心の利用度ですが…鈴蘭台西口まではまぁまぁな感じでしたが、そこからはずっと悠々座れる状況で、これは仕方ないかな、と思わされてしまいました。粟生駅駅名標は味があったんですが。

それと対照的だったのが、粟生→加古川加古川線です。私の乗ってきた電車が粟生駅に着いた時点で、加古川行きの電車を待つ乗客が10人前後おり、時間を経るにつれて増えてきたのです。しかも、西脇市からやって来た電車は、2両編成でしたが思っていた以上に混んでいて、座るのがやっとでした。これは正直意外でした。夕方のラッシュの逆方向と思っていたんですが…

加古川西明石は久々の新快速でしたが、その速さを実感させられたのが、本来の所要時間が10分の距離で、2分遅れを1分に縮めた事です。最高125km/hまで出して飛ばしたのはなかなか見事と言うべきでしょう。

そして、最後の新幹線で、信じられないハプニングが待ち受けていたんですが、これについてはこれだけでトピックが1つできるくらいの内容なので、日を改めて書く事にします。

ここで、この「スルKAN」カード消化の旅について、前回(昨年12月末)総括後の結果を振り返ってみます。その時点での手持ちは29,800円でした。内訳は

阪神 15,040円

*阪急 6,860円

北大阪急行 1,000円

*京阪 2,610円

京都市営 2,800円

神戸市営 80円

*南海 1,410円

そして、今回の帰宅後の手持ちは27,540円です。内訳は

阪神 15,040円

*阪急 7,860円

北大阪急行 1,000円

大阪モノレール 1,000円

*泉北高速 640円

神戸電鉄 1,000円

大阪市営 1,000円

…今年になって何度も出掛けてるのになぜこうなるか、人間には「これが最後」という意識が芽生えるとそれを追いかける習性がある、という事を見事に実証した結果です。特に、下の4銘柄は3月になってから入手したものですから言葉もありません。

きっかけは2月に和歌山へ行った時、南海のカードを買った事です。さすがにこれは使い切りましたが、3月入手したものは無理な話で、特に大阪モノレール神戸電鉄は今回入手したわけですから。ただ、神戸電鉄で入手した駅は粟生駅で、カードの裏には発行日と発行駅が印字されているので、粟生線にもしもの事態が起こった時、粟生駅が確かに存在していた事を自分の手元に残しておけるというのもありました。

でもこれからは消費するのみ、そのピッチを早めていきたいと思っています。

※次回(第8回)予定:廃車前車両に最後のチャレンジ